丹羽郡扶桑町でローコストの注文住宅をお考えの方!
こんにちは、たかはし設計の高橋です。
テーマ:丹羽郡扶桑町でローコストの注文住宅を建てる
今回は注文住宅で、考え方によってはローコスト住宅になるのでは?と言うお話をしたいと思います。
一般的な建売タイプのローコスト住宅のお話しではありませんのでご了承ください。
弊社が得意な『板倉の家』ですが、これは意外に建ててからのメンテナンスが少ない仕様の住宅です。
確かに建売タイプの住宅と弊社の『板倉の家』では仕様が違いますので何百万円の単位で高額ですが、今現在(平成29年)の段階で弊社の『板倉の家』はほぼ内外装に於いて極力リフォーム等のメンテナンスがかからないレベルになってます。
弊社の『板倉の家』は、一般的な木造住宅の仕上材で壁・天井のビニールクロスや床のフローリング、又は内部建具に至ってはいわゆる新建材という製品は使っておりません。
全て国産無垢材で造っているので表面の仕上げが剥がれたり、めくれたりすることがありません。
(ただし、キズは付きます。)
無垢材の場合、キズやシミが付いたりすることはありますが、それが味になったりします。
床・壁・天井の仕上をリフォームするということは、生活しながらのリフォーム工事になるため結構大変な工事になります。
そうなると結局そのままにしておくようになり、さらにはがれやめくれ等がひどくなり、ますますストレスが溜まります。
『板倉の家』はそういった煩わしさが非常に少ないのでリフォームすることもほぼないので後からのコストがかからないからこそ、ランニングコストを抑えることに繋がります。
ローコストで初期費用や契約時の費用に惑わされがちですが、今一度、将来的にコストが幾らかかるのかなどのシュミレーションもおススメします。
それから将来お孫さんやひ孫さんが『板倉の家』を解体して木材を再利用することも可能です。
そう考えると考え方によってはローコストになるのではないでしょうか。
『板倉の家』は仕上材のお話しばかりではなく、以前にもブログで書きましたが、非常に調湿効果が高い木造住宅です。
夏はサッシ・シャッター・雨戸・カーテンという開口部を閉めきると内部はビックリするほど涼しいです。
エアコンで冷房を点けても温度設定28℃か29℃くらいで快適に過ごせます。
(なかにはエアコンの冷房も点けない方もいらっしゃいます。)
、、ということは夏の冷房による電気代も少ないのでこれもローコストと考えられないでしょうか。
住宅設備としてサーマスラブを入れると、ランニングコストを抑える効果?
冬のお話しをすると、暖房方法でエアコンの暖房・石油ストーブ・石油ファンヒーター等を使用される方が多いと思いますが、弊社の場合、サーマスラブ(土壌蓄熱式輻射床暖房)をお薦めします。
これは1階の床下の基礎スラブコンクリートの下に埋めて、土を温めます。土は熱伝導率が小さいので土がなかなか温まりませんが一度温まると熱が冷めにくです。
その熱を基礎スラブコンクリートに蓄熱して輻射で床を暖める仕組みです。
弊社ではこのサーマスラブの評判が良く、お客様から大好評です。
深夜電力の時間帯だけスイッチが入って土を温めますので設定温度までに5日~7日かかりますが、とても快適です。
どの様な温かさかというと、暖房器具みたいに熱くなくどちらかというと寒くない感じです。
なので真冬に室内が春か秋のような感覚です。
言いかえれば自然な温かさです。
さらにこのサーマスラブのいい所は、1階の全室の室温が一定に出来るということです。
、、ということはお年寄りのヒートショックがありません。
工事費ですがこれが意外と安く、半永久的にメンテナンスが不要なのでそう言った面でもローコストと言えるのではないでしょうか。
みなさんいかがでしたでしょうか?
今回は住宅を建築する際の工事費のローコストばかり考えるのではなく、将来のメンテナンスの事なども考慮しないといけないのでは・・・というお話しでした。